鎌倉彫 後藤会展 2019

鎌倉彫 後藤会展 2019
鎌倉時代、禅宗寺院の仏具に起原を持つ鎌倉彫は、木に彫刻をし、漆を塗る、神奈川県の伝統工芸品です。鎌倉仏師を祖とする後藤家は、造仏と共に明治以降鎌倉彫制作に力を入れ、28代目後藤家当主、後藤俊太郎は1956年鎌倉彫後藤会を設立しました。
現在、全国に106教室、822名の会員が在籍しています。教室では古典作品から彫りやデザインの基礎を学び、創作鎌倉彫を目指しています。また、会員が彫った作品は鎌倉彫の老舗、博古堂工房により漆塗りが施されます。
この度、鎌倉彫後藤会は60周年を迎え、記念の展覧会を銀座と鎌倉で開催。会長、師範、相伝による95名の作品(引き出し、パネル、鉢、盆、皿、花器、スタンドなど)を発表いたします。
長い歴史の中で育まれた鎌倉彫の魅力を多くの方にご覧いただき、彫る楽しさ、彫刻と漆の一体となった美しさをお伝えできれば幸いでございます。
会長 後藤尚子
出展者:後藤尚子
青木多方・安達夕円・阿部和栄・荒木千水・石井文方・石丸登茂方
石村久仁和・遠藤時和・大久保敬咊・大塚富水・大友祥円・大貫未和
小川和景・沖田千水・片岡直方・片山結美円・上村基和・鴨下依和
木村桂方・久保田純方・畔田圭方・小島和灯・駒井み和・小森円正
近藤志円・酒井方依・佐藤しづ和・佐藤想和・澤山和女・嶋田誠方
志村桂水・瀬沼桂円・高木玄和・高橋荔方・武田朋和・橘 咊久
田中告和・辻 津和・土肥輝和・道家弘円・富安和休・中務友和
成元和創・早川庸方・林比呂和・原水波瑠和・福田須美円・富士原沓和
舩戸童円・星野良和・本多微和・前川由方・増田彫和・増田浪円
松尾マユ水・宮川水香・宮﨑菖和・村上昭和・室まさ和・森 明和
森 和宗・山本茜方・和田咲円(五十音順)
日程:2019年8月27日(火曜日)~9月1日(日曜日)
時間:11時 ~17時(最終日15時まで)
会場:銀座幸伸ギャラリー1階・2階 / 地図


















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